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「集落の力になりたい」ビジネスパーソンと
「集落で何かを始めた」集落の人を
つなげるWebメディア
国土の3分の2以上を森林が占め、まわりを海に囲まれた島国・日本には
7万5,000以上もの集落があるといわれています。
それぞれの集落では、長きにわたりそれぞれ独自の生活が営まれてきました。
しかし、集落での暮らしはいま、途絶える危機にあります。
少ない人数で、知恵(=ノウハウ)と力(=マンパワー)を出し合いながら
成り立ってきた集落から、次々と、ひとがいなくなっていくからです。
そう、集落の暮らしは、とっても属人的なのです。
一方で、そんな状況を悲観的に捉えずに、新たな一歩を踏み出しているひともいます。
小学校で伝統工芸の出張授業を行うおじいちゃん
同級生と共に地場産業の見学ツアーを企画する高校生
それぞれが自分に出来ることを、集落で実施しているのです。
わたしたちは、集落で起こりそうな新たな一歩=「のろし」に注目
いまはまだ小さなそれにそっと寄り添います。
そして、その「のろし」を見て駆けつけたビジネスパーソンと
「のろし」を上げた集落の人とをつないでいきたい。
その結果、集落での生活がより充実するような、
そんな未来をつくっていきたいと思っています。
2017.08.27
のろし運営事務局 代表
峯川 大
(認定NPO法人共存の森ネットワーク 理事)
代表者略歴
峯川大 (みねがわ ひろし)
1992年生まれ(24歳)
2010年(高校2年次)、農林水産省などが主催する「聞き書き甲子園」メンバーに選出。林業・山ワサビ栽培の名人に取材し、農山漁村と関わるきっかけとなる。
2012年(大学1年次)より、聞き書き甲子園の事務局である「認定NPO法人共存の森ネットワーク」にて活動開始。千葉県市原市の集落に通い、以降、地元学の実践や、集落のおばあちゃんへのインタビューなどを行なった。